2007年4月30日月曜日

保険加入は?

ゴム製大型滑り台、急にしぼみ女児3人けが…小田原のSC
 30日午後2時40分ごろ、神奈川県小田原市中里のショッピングセンター「ダイナシティウエスト」で、1階広場に臨時に設置されていたゴム製の大型滑り台の空気が突然抜け、遊んでいた子供8人と大人2人が縮まった滑り台の中に挟まれた。
このうち子供3人と大人1人が病院に運ばれ、3歳の女児1人と5歳の女児2人が頭を打つなどの軽傷を負った。
 小田原署の調べによると、滑り台は高さ8メートル、奥行き11メートル、幅6・5メートル。29、30日の連休のイベント用として設置されていたが、何らかの原因で空気が抜けたらしい。
 小田原署は関係者から事情を聞くとともに、空気が抜けた原因を調べている。
 現場は当時、買い物客らでにぎわっており、一時騒然とした。
(2007年4月30日21時12分 読売新聞)


最近小学校の遊具や公設遊園地の器具が突然壊れ、子供たちが怪我をしたり最悪死亡する事故が多発しています。

その時の所有者のコメントは「定期点検時には異常はありませんでした」と言っています。

定期点検は誰でもできるのか? マニュアルがあるのか? 本当にやっていたのか?

今回は店頭業者の持ち回り商品のひとつがおこした事故ですが、何の疑いもなく利用しているお客さん(特に子供たち)が1番の被害者です。

小学校や中学校では個人に傷害保険が入りますが(任意)、その他の遊具はどうなっているんでしょうか?

支払いを渋る保険会社の問題がクローズアップされていますが、しっかり加入するものは加入して、決して弱い者が泣き寝入りする事がないようにしてもらいたいものです。

柔道日本選手権

<柔道>鈴木が体重無差別日本一 全日本選手権 柔道の体重無差別日本一を争う全日本選手権が29日、東京・日本武道館で行われ、2年連続で同じ顔合わせとなった決勝は鈴木桂治が石井慧に優勢勝ちし、昨年の雪辱を果たして2年ぶり3回目の優勝を遂げた。鈴木は8日の全日本選抜体重別100キロ級に続く2冠。前回、史上最年少で優勝した石井は2連覇を逃した。 (毎日新聞)


昨年の雪辱を果たした鈴木選手おめでとうございます。

決勝では昨年と同様の決勝となりましたが、今回は準決勝での対決が大きくわかれたのかもしれませんね。

鈴木選手はきれいな小内刈りで開始早々一本勝ち。

対する石井選手は井上選手と時間いっぱいまで戦い、優勢勝ちを収めました。

(引手を離しての技の掛け逃げのように見えましたが、手数の多さでの優勢勝ち)

石井選手は井上選手との対決は喧嘩四つでしたので、引き手争いと寝技での勝負に体力を使い、準決勝での体力の温存が大きく響いたかもしれません。

いずれにしろ、石井選手はまだ若い。昨年の最年少優勝、本年の準優勝と柔道史上に名が残り今後も活躍する事は間違いないでしょう。

ところで、以前は世界で優勝するより、全日本で優勝する事の方が数倍難しいといわれていました。

近年ではそうでも無い(全日本チャンピオンは必ず世界選手権を取れる)ようです。

その要因としては柔道の世界普及(全世界でのスポーツ人口でNO1)と外国人のパワー、そしてルールが上げられると思います。

日本のルールでは有効までしかないのですが、海外ルールは効果からあり、指導の出される時間が早い。

技を掛けるのでは無く、転ばす事、ポイントを取りに行く事が主体となってきている事も要因でしょう。

今回の判定でも明らかにポイントは無いはずの転び方が、有効と判定され副審も意義を言わなかったところを見ると、日本のルールも「欧米か!」して来たかもしれませんね。

かつて柔道の創始者嘉納治五郎先生が、世界中に柔道を広め、幻と終わった戦前の東京オリンピック招致に駆け回った頃に今の状況をおそらく予想はしていなかったでしょう。

一本勝ちが柔道の醍醐味ですが、これはあくまでも見ている側の論理ですね。

2007年4月28日土曜日

新宿のスーパーマーケットで火災

(読売新聞)
 27日午後4時15分ごろ、東京都新宿区高田馬場1にある14階建てマンション1階のディスカウント店「オリンピック早稲田店」から出火、同店内約960平方メートルのうち約850平方メートルを焼き、28日午前1時現在、なお消火活動が続いている。
 東京消防庁によると、出火当時、店内にいた客や従業員約35人は全員が避難したが、3階以上の住居部分に住む女性ら3人が煙を吸い込むなどして手当てを受けた。出火直前、店内で少年がライターで遊んでいるのが店員に目撃されており、警視庁戸塚署などで出火との関連を調べている。
 ◆階上の50世帯が避難◆
 3~14階のマンション部分は消火活動のため一時的に居住できなくなり、約50世帯の住人全員が都内のホテルや知人宅などに身を寄せた。


長時間にわたる消火活動にもかかわらず、鎮火に時間がかかっていますね。

消防の皆さんご苦労さまです。

今回はスーパーマーケットからの出火との事。

私もスーパーマーケットで働いていましたので他人事とは思えません。

今回は子供がライターで火をつけたとの目撃情報がありますが事の真相はまだわかりません。

私が今心配しているのは「スーパーの責任者の立場」です。

花火売場があったとの事ですが、消防署に「禁止事項の解除申請」をだしたか?

適切な「消防計画」を提出していたか?

「避難経路や従業員の消防組織」は機能していたか?

「年に2度の避難訓練、消化訓練」は実施していたか?

全て防火管理者の責任となります。(おそらく店長、店次長)

マスコミの関心は放火かどうかの情報でしょうが、消防は防火管理者の行動を注視するでしょう。

私も防火管理者として何回も消防署などに出向きましたが、今回の事例は今後の消防行政に大きな変更を余儀なくされるでしょう。

今後の消防行政の予防課の活動は今以上に活発となるでしょう。

27日は朝、横浜の商店街で放火と思われる火災が2件あり、夕方に新宿の火災。

火災は物だけではなく、人の人生そのものを奪います。

犯人は憎い!絶対許せない!

しかし、もし子供の犯行だったらと思うと複雑です・・・・・・・・・・

2007年4月26日木曜日

テスコ1号店

FujiSankei Business i. 2007/4/26  
 英スーパー最大手テスコ傘下の食品スーパー、シートゥーネットワーク(東京都港区)は25日、「テスコ」の名前をつけた国内初の小型スーパー1号店を東京都練馬区にオープンした。外資大手スーパーが展開する大型店舗は軒並み苦戦を強いられており、コンビニエンスストアにも対抗できる小型店で生き残りを図る戦略だ。
 店名は「テスコエクスプレス」。2、3号店は世田谷区の砧と松原地区への出店を決めている。来年2月までに首都圏などで最大35店の出店を目指す。
 1号店の売り場面積は330平方メートルと一般的なコンビニの2、3倍程度で、通常のスーパー並みの低価格で生鮮・加工食品などを中心に取り扱う。
 同日記者会見したジョン・クリスティ代表取締役兼CEO(最高経営責任者)は、「日本では立地の確保が困難なうえ、消費者は欧米と違い、毎日買い物にくる。大型店よりも歩いていける立地の良い場所での展開が有利と判断した」と述べた。
 シートゥーネットワークは首都圏を中心に、主に「つるかめ」ブランドで中規模のスーパーを104店展開。テスコは2003年にシートゥーネットワークを買収して日本に進出した。テスコの完全子会社になってからも店名を維持してきたが、新しい小型スーパーはテスコが世界的な強化事業と位置づけているため、「テスコ」の名称を使用することにした。



テスコはイギリス全土のスーパー売上の中でシェアは30%だそうです。

食料品は勿論、家電や衣類、医療品なども自社ブランドを持ち通信回線にも進出しているそうです。

特にアジア地区での売上が50%を越える勢いで伸びているとのこと。

そんなスーパーがコンビニを大きくした位の店舗を出店し、毎日買物に来るお客様を対象にする事は

まさに「郷に入り手は郷に従え」日本的な考えです。

既に日本から撤退のフランスカルフールは第一号店でローラースケートで店内を走り回るパフォーマンスで話題となりましたが、世界第1位のウウォルマートを意識しすぎ、またフランス的考えが日本の消費者には受け入れられなかったようです。

やはり上記CEOが言っているまとめ買いに対する考え方が違います。

海外のまとめ買いは1週間から10日分。大型のカートに2台分は当たり前の量を食料品だけで買って行きますからね!

日本はせいぜい2~3日分。一客単価が違います。


話は変わりますがここで日本のおばかオーナーの話

日本の中小スーパーのオーナーの中にも「安くしろ安くしろ」と何でもかんでも安ければいいという考え方があります。

メーカーの同一規格品は当然比較される商品として仕方ありません。安ければ安いほど良いでしょう。

しかし生鮮品は状況が違います。

野菜なら「鮮度」「サイズ」「農薬量」「産地」などで当然価格は違います。

ところが、おばかな経営者は競合他社のチラシを見ただけで「何で当社のほうが高いんだ」とこうのたまわってしまうわけです。

当然バイヤーや担当者は「はぁ~?」ですが、これまた金魚のふんの部長クラスが「なんで安くしないんだ!」とこうくるわけです。

「あんただってわかってるだろ」と言いたいところをぐっと我慢して売価をあわせます。

当然利益はでない。出ないと「お前たちが悪い」となってしまう。

仕入先に頭を下げて単価の安いものを仕入れる→安く売れる→お客様のクレーム「品質が落ちた」と本社に電話

するとまた「いままでの商品を安く売れ!」→利益が出ない→お前たちが悪い。

流通過程でいろんな工夫をしているけれど、物流費と称して数%を物流センターで吸い上げられる。

だけどそんな事は関係ない。「GMSとは規模も物量もちがうのに~同じやり方ではとても」

あ~矛盾だらけのサラリーマン。家のローンさえ無ければ俺も・・・・・・・・・・


話をテスコに戻します。

テスコはつるかめのノウハウと柔軟な経営者の考えで1号店からの規模を100坪程度に設定し、日本の文化、習慣になじもうとしているのですが、実はもっと大きな「シミュレーション」があるそうです。

それは{超高齢化社会}の日本。

つまり他国よりものすごい勢いで高齢化が進んでいる日本のデータが、今後高齢化を迎える他の国々の戦略に繋がるというんです。

本来スーパースーパーマーケットやGMSなどに対抗する手段として「冷蔵庫替り」戦略をとってきた小型スーパー(ちょっと古いけど故伊丹十三監督 宮本信子主演 スーパーの女に出てきた位の規模)と同じ事を外資スーパーがやろうとしています。

同じやり方、同じ手法で既存スーパーが生き残れるわけありません。

視点を変えた販売をしなければ。

「こだわり」「自信」をもった商品をうらなければ。

スーパーの従業員のみなさん。お客様のと自分のために頑張ってください。

おばかなオーナーは早く経営をやめなさい!

2007年4月25日水曜日

学力テスト

学校現場に懸念と評価 「競争、序列化につながる」 全国学力テスト実施
 43年ぶりの“復活”となった24日の全国学力テスト。過去には地域間や学校間競争をエスカレートさせた経緯があるだけに、九州の小中学校現場にも「競争激化と学校の序列化につながる」との根強い不安を抱えたままの実施となった。一方で、「全国的な学力状況と比べながら一人一人の学力が把握でき、指導改善に役立つ」との声も上がった。 現場の最大の懸念は「テスト結果が独り歩きしないか」(福岡市の40代女性小学教師)だ。大分県の男性小学教師(48)も「結果が学力のすべてと誤解され、点数主義が保護者にも学校にも出てくる」と危惧(きぐ)する。 文部科学省は結果を都道府県別でしか公表しないが、市町村教委や学校が独自判断で結果を公表することも認めている。 多くの教委は公表の有無をまだ決めていないが、熊本市の50代の男性中学校長は「校名が分かる形の公表は学校間競争をあおる。当校は公表しない」と言い切る。中学校の学校選択制を実施している福岡県久留米市の50代男性中学教師は「公表は親の学校選択に影響し、点数のいい学校が良い学校とならないか」と指摘。公表の仕方に強い関心を示した。 また、福岡市の50代の男性中学校長は「テスト結果が教師の評価につながったら、教師の指導目的がテストの点数稼ぎになりかねない」と言う。佐賀市の中学校で数学を教える30代男性教師は「指導力チェックに使われ、教員を入れ替えるようなことがありはしないか」と警戒する。 こうした不安の一方で学力テスト自体を評価する声は少なくない。 「学力は(家庭だけでなく)地域や住民の教育意識なども反映される。結果が悪ければ悪いなりに課題が見えてくる」と結果の総合的活用に期待するのは、福岡県内の男性小学教師(39)。北九州市の男性小学校長(59)は「全国的傾向が分かれば指導にめりはりがつけやすくなる」と言う。 福岡県内の男性小学校長(50)は「結果の比べっこをして、指導の改善を教師個人や校長任せにしては駄目」と学校全体で取り組む必要性を強調。「国も県教委、市町村教委も結果の分析をして、改善策を示してほしい」と注文した。=2007/04/25付 西日本新聞朝刊=
2007年04月25日00時26分


全国一斉の学力調査が一部の学校を除きおこなわれました。

実に43年ぶりだそうです。

さて、賛否両論の今回のテストに、私の息子も参加しました。

どうだった?との質問に、「普段のテストより簡単!」との事でした。

いつも良い成績ではない息子の一言で「えっ?」と聞き返してしまいました。

賛否両論ありますが、生徒たちにとってはある程度の緊張感をもって試験をする事は決してわるい事ではないと思います。

問題は運営する側。

自分の学校を良く見せたいばかりに得点を上積みする為、子供たちの成績を改ざんする担任や校長!

事実、広島県三次市では、市独自の成績向上策に取り組んで全国平均の模擬試験の結果が向上した反面、点数アップが学校毎ノルマ化した為、生徒の答案用紙に正解を書き加えた教師がいたそうです。

おそらく氷山の一角でしょう。

民間でも、インセンティブを確保する為に実際の営業成績を良く見せたり、経常利益を確保する為の手法として「スキル」を無視した人員削減をしたりする事があります。

学校間の競争=校長のプライドとなって真の子供たちのテストが形骸化する事の方が問題です。

政府が何かやると必ず文句を言う評論家なりキャスターがいますが、とにかく子供たちの今後を考えた意見を言ってもらいたいものです。

安倍総理が沖縄補選で「文句をいうのは誰でもできる!野党が何をやってきたんだ」とおっしゃっていましたが、評論家のみなさんも民主党とおなじいわれ方をしないようにお願いします。

ただし、今回のテストにはプライバシーに関する事まで質問が及んでいたそうです。

ただでさえ「タカ派」イメージの安倍総理!

憲法問題よりも、選挙よりも、子供たちの教育をしっかりやって下さい!

伊吹文科相で大丈夫?

野党のみなさんもしっかりして下さいヨ!

投票率が下がるのは野党の責任ですよ。

2007年4月24日火曜日

高校野球連盟の対応

高野連に問い合わせ相次ぐ・特待制度の実態調査で
 日本高野連が学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度の実態調査に乗り出すことを受け23日、同連盟には午前中から夕方まで、地方連盟の役員らから問い合わせの電話が相次いだ。
 田名部和裕参事は「経済的、学業的理由でも特待制度が受けられることが分かれば違反とはならない」とあらためて高野連の見解を示した。中には学校長が直接、採用している特待制度の是非を問い合わせるケースもあり、高野連は学校側の判断で憲章に抵触するのかどうか決めかねる場合は、提出された資料を見て判断する方針だ。
 日本高野連は20日に開いた臨時常任理事会で全加盟校に対してスポーツ特待制度の実態調査を行い、即時中止、撤回を求めることを決めた。調査は日本学生野球協会が24日に開く緊急常務理事会で承認を得て行われる。〔共同〕 (21:40)


高校野球連盟はどうしてこうも自分たちの存在を特別視するのだろうか?

「不祥事」という言葉を使い、出場を辞退したり、させたりする大人のルール!

今回の「名門」東北高校の事態も、特待生制度に関することとはおもいますが、中学から入学する時

「野球特待制度はいけない事」と認識していた生徒や親はどれだけあっただろうか?

学校側もおそらく「慣例」として続けていたに違いない!

被害者はどんな場合でも弱者。今回は高校生でしょう。

何の為に親元を離れ、集団生活をして来たか。

特待生制度そのものを高野連が禁止するのなら、野球留学を禁止した方がいいのでは?

たとえば近隣の都道府県以外からの入部は許可しないとか。

都道府県の代表として参加しているのだからそれくらいは必要?(無理でしょう)

2勝目をあげた松坂投手やイチロー外野手など、数多くの有名野球選手を輩出している有名校が

今後も出場事態に陥り、将来のメジャーリーガー達の活躍する姿が見えない事の方が

野球界にとっては損失となりそうですが・・・・・・・・・・

2007年4月23日月曜日

統一地方選挙

長崎市長選、元市課長の田上氏が初当選
 長崎市長選に立候補した現職の伊藤一長市長が選挙期間中に暴力団幹部の凶弾に倒れ、市長の親族らが補充立候補するという異例の展開となった同市長選は22日投開票され、元市統計課長の田上富久氏(50)=無所属新人=が、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠氏(40)=無所属新人=ら4人を破り、初当選を果たした。
 市長選は、伊藤市長が17日に銃撃され、18日に死去。その後、候補者死亡による補充立候補に横尾、田上の両氏が届け出たことで、選挙の構図が一変。補充立候補後は事実上、横尾、田上両氏による3日間の一騎打ちの展開となった。
 田上氏は、横尾氏の世襲を批判、「長崎の人なら(伊藤)市長がまいた花の種を咲かすことができる」と観光行政などでの実績を掲げて戦い、票を積み上げた。
 横尾氏は「一長(伊藤市長)がめざした公約を実現するのが私の役目」と伊藤市政の継承を掲げて戦ったが、及ばなかった。
(2007/04/23 00:16)

当初横尾さんだけと思われた補充立候補者が、市の職員田上さんの立候補で残り3日間で2人のデットヒートとなりました。

当初から立候補していた方々は予想どおり「蚊帳の外」でした。

実質3日間の選挙活動。

亡くなった伊藤さんはどちらが当選したほうがよかったと思っているでしょうか?

横尾さんは官邸担当記者でしたから相当優秀が方だったんでしょうが、田上さんは市の事に精通されている方です。

今回の結果は市制の流れを知っている田上さんでよかったと思っているかもしれませんね。

ところで期日前投票に「伊藤一長」と投じた票はどうなったと思いますか?

実は無効票となるそうです。

一票の大切さを訴えるコマーシャルや啓発運動を見かけますが、実際の運営では想定外の事に法律上対応できていない為、再投票のチャンスを有権者には与えていないようですね。

3日前まで立候補ができる仕組みがあるのになんでかとも思いますが。

その他、高知県の「東洋町」や北海道「夕張市」などもクローズアップされていた統一地方選でした。

私の地元も市議会議員選挙がありました。

土曜日までの喧騒(選挙カー)とは打って変わって、静かな日曜日でした。

2007年4月21日土曜日

罰当たりな奴等

2007/04/21-14:04
墓から花筒99本盗まれる=金属窃盗か、30万円相当-大阪  21日午前9時45分ごろ、大阪府大東市野崎の野崎観音慈眼寺の住職の妻から、墓の花筒がたくさんなくなっていると大阪府警四条畷署に通報があった。同署は転売目的の窃盗事件として調べている。 調べによると、同寺の係員が20日午前9時半ごろ墓苑を見回った際、500基ある墓のうち50基から花筒計99本(約30万円相当)がなくなっているのを見つけた。19日午後3時半ごろに見回った際は異常はなかったという。


とにかく「罰当たり」な人間の仕業です。

ガードレールや建築鋼材を盗むのも許せないですが、ご先祖の供養をするお墓までターゲットにするとは・・・

霊がどうこう言うつもりはありませんが、お寺やお墓は通常生活する場所とは違う空気みたいなものがあります。

先人の言う事や親近者が祭られている事が原因とはおもうのですが、盗んだ奴らには「祟り」みたいなものがおこった方がいいですね!

盗まれた檀家の人たちも憤りでいっぱいでしょう。

次はステンレスの花筒にはしないかもしれませんね。

こんな時こそ「宗教法人」として税金を払っていないお寺さんがどうにかしてあげればいいのに。

うれしいニュース

井口選手が激励の少年、心臓移植の手術成功2007年04月21日00時02分

 難病の拡張型心筋症のため、3月末に渡米、シカゴ大学病院に入院中の松本拓也君(12)=埼玉県熊谷市=が19日、約6時間に及ぶ心臓移植手術を受け、成功した。現地で数カ月のリハビリを行った後、帰国する予定という。
 支援組織「たっくんを救う会」(浅井一郎代表)によると、拓也君は日本時間の19日午後10時半から手術を受けた。6日には、ホワイトソックスの井口資仁選手が拓也君を激励した。

アスリートが病院に見舞いに行くという話しは以前からあります。

実際に実行される人たちには頭が下がります。

今回の井口さんの行動も立派ですし、6時間の心臓移植手術に耐えた「たっくん」もよく頑張りました。

親御さんや関係者の努力も相当なものだったでしょう。

日本で移植がおこなわれれば、飛行機で渡米し無駄な体力・時間・金が損なわれず、環境も変化しない為非常によい事だとはおもうのですが?

年齢制限はいろんな問題を抱えている為一概に言うことはできませんが、識者の皆さんの「弱者を救う」という観点からの活発な議論を今後も続けていただきたいものです。

○○の権威とかいう人の意見、考えがまかり通らないように・・・・

上記の話の反面、東南アジア諸国では臓器売買のための誘拐や身売りが多発しているそうです。

一人の人間を救う為何十、何百の人が努力するかと思えば、金のために誘拐や自分の子供を差し出す親がいる現実。

人の親として考えさせられます。

2007年4月20日金曜日

タクシー値上げ申請

タクシーの値上げ申請のニュースがあります。
今、この時期ほんとに大丈夫なの?
景気がよくなっているというけど客離れは大丈夫なの?

数週間前にタクシー運転手さんへ密着したドキュメントがありました。
それは都会ではなく地方のタクシー運転手さん(50歳代)でした。
手取りは何と「10万円」です。今時福利厚生の事を除けば
大学生のアルバイトでも稼げる金額です。
しかもタクシーの運転手さんは拘束時間が長く、長時間乗務する事により
腰痛などの職業病も心配な重労働者です。
その運転手さんが1番嘆いていた事は「客離れ」
もっと利用しやすい金額ならお客様はのってくれるのにとの事でした。
価格破壊と言って何でもかんでも安くするスーパーがあります。
そんなスーパーは仕入先や、流通過程での工夫でどうにかなる
かもしれませんが、たとえLPGを使っているとは言え原価を下げる事
ができないタクシー会社は乗務員に「歩合性」という名の下、人件費の
調整をするんです。
さらに初乗り金額がアップして客離れが加速すれば運転手さんの手取りは
更に減少するでしょう。
ましてや代行運転業が急成長している昨今、金額が逆転してしまう事も
あります。
私が住んでる所では、自宅からタクシーで往復して酒を飲みにいくより
行きがマイカーで帰りが代行の方が、片道10km程度では約3000円代行運転の方が安いんです。
代行は交渉で金額をきめる地方もあるので一概には言えませんが、普通考えたら代行を選ぶでしょう。
先が見えているのにどうして値上げ申請するのか理解できません。
値上げしても、乗務員さんの給料が確保できるように各会社もかんがえてもらわないと!
この前代行に乗ったときの運転手さんは、本業=タクシーで空いている時間が夜間代行だそうです。
二種免許を持っているタクシー運転手さんは便利なんでしょうね!
でも生活を守る為にやるバイトで身体を酷使すれば事故の危険性も当然増すわけで・・・・・・・・・・



東京地区のタクシー運賃改定は物価に一定の影響を与えるため、同会議が国交省の認可前に審議することになっている。東京地区では、現在660円の初乗り運賃を750~810円に値上げする申請が出されている。同会議では委員の一部から否定的な意見も出された。
 国交省は今月6日、長野、大分両県での値上げを認めている。今後、東京地区を始め、審査条件を満たしている地区で順次値上げを認める方針だ。
(2007年4月20日0時26分 読売新聞)

2007年4月19日木曜日

ヘッドラインニュース

長崎の伊藤市長の銃撃事件!

全くもって許せない事です。伊藤市長は一度も意識を戻さないまま亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈りします。

原因究明はこれからだと思いますが、城尾容疑者の事はこれからも報道に上るでしょう。

そんな中、義理の息子さんが急遽出馬されるそうです。おそらく当選されるでしょう。

本来は政策、実績等で戦う選挙も、地盤や人気、同情で行われる選挙!

選挙戦はなんだったんでしょうか?

長崎の状況は良くわからないし、今回の事は特殊ですから止むを得ないとも思うのですが。

それより参議院戦に向け大政党が、元アナウンサーや元タレントを擁立させる事の方が大きな問題です。

国民の代表で給料も貰っているにもかかわらず、議員活動以外のテレビ出演やプロレス参戦などはどうにかなりませんか?

本当に国の為に仕事やってんの?

人気にあやかる事も大切ですが、今のままでは投票率はもっと下がり関心は薄れるでしょう。

憲法改正投票率が話題になっていますが、安倍首相の思意どおりの改正になってしまうかな?