2007年4月23日月曜日

統一地方選挙

長崎市長選、元市課長の田上氏が初当選
 長崎市長選に立候補した現職の伊藤一長市長が選挙期間中に暴力団幹部の凶弾に倒れ、市長の親族らが補充立候補するという異例の展開となった同市長選は22日投開票され、元市統計課長の田上富久氏(50)=無所属新人=が、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠氏(40)=無所属新人=ら4人を破り、初当選を果たした。
 市長選は、伊藤市長が17日に銃撃され、18日に死去。その後、候補者死亡による補充立候補に横尾、田上の両氏が届け出たことで、選挙の構図が一変。補充立候補後は事実上、横尾、田上両氏による3日間の一騎打ちの展開となった。
 田上氏は、横尾氏の世襲を批判、「長崎の人なら(伊藤)市長がまいた花の種を咲かすことができる」と観光行政などでの実績を掲げて戦い、票を積み上げた。
 横尾氏は「一長(伊藤市長)がめざした公約を実現するのが私の役目」と伊藤市政の継承を掲げて戦ったが、及ばなかった。
(2007/04/23 00:16)

当初横尾さんだけと思われた補充立候補者が、市の職員田上さんの立候補で残り3日間で2人のデットヒートとなりました。

当初から立候補していた方々は予想どおり「蚊帳の外」でした。

実質3日間の選挙活動。

亡くなった伊藤さんはどちらが当選したほうがよかったと思っているでしょうか?

横尾さんは官邸担当記者でしたから相当優秀が方だったんでしょうが、田上さんは市の事に精通されている方です。

今回の結果は市制の流れを知っている田上さんでよかったと思っているかもしれませんね。

ところで期日前投票に「伊藤一長」と投じた票はどうなったと思いますか?

実は無効票となるそうです。

一票の大切さを訴えるコマーシャルや啓発運動を見かけますが、実際の運営では想定外の事に法律上対応できていない為、再投票のチャンスを有権者には与えていないようですね。

3日前まで立候補ができる仕組みがあるのになんでかとも思いますが。

その他、高知県の「東洋町」や北海道「夕張市」などもクローズアップされていた統一地方選でした。

私の地元も市議会議員選挙がありました。

土曜日までの喧騒(選挙カー)とは打って変わって、静かな日曜日でした。

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