2007年6月28日木曜日

宇宙のグルメ

宇宙食:ISS滞在用に日本食 懐かし濃い味--JAXA ◇好きなもの、おにぎり・ラーメン・あめ・緑茶…懐に入れて宇宙出張
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、国際宇宙ステーション(ISS)で各国の宇宙飛行士に提供する「宇宙日本食」を発表した。おにぎりやカレー、サンマのかば焼きなど29品目。来年秋ごろに長期滞在する若田光一宇宙飛行士らが、ISSで最初に食べることになる予定だ。
記事全文
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070628ddm001040021000c.html


宇宙に持っ行く日本食が発表になりました。

ワイドショーでも試食などをして結構話題となっていました。

宇宙では味覚が変化する為、味付けが濃いそうです。

レトルトカレーなどは当然という気がしますが、粉末のお茶と羊羹などは

結構日本人的というか、おもしろいですね。

宇宙ステーションでの長期滞在はただでさえストレスです。

長期間の訓練で鍛えられ、優秀な頭脳の持ち主でもやはり食のDNAは変える事はできません。

私は宇宙どころか、海外旅行でも日本食的なものは1日1回は食べなければ気がすみません。

12社が製造した商品が日本人のみならず、世界の宇宙飛行士の流行になればおもしろいですね。

ところでこの12社のロゴは宇宙ステーションかスペースシャトル、または宇宙服などにのるんですかね?

カップーヌードルのコマーシャルは、宇宙に対する日清食品にとって最高のタイミングですね。

2007年6月27日水曜日

カレーラッキョパイ

「カレーらっきょパイ」話題に2007年06月27日
 一口かじると、控えめな甘みが口いっぱいに広がる。鳥取の県産品や土産物の製造販売を手がける「鳥取中浦」が昨春発売した「カレーらっきょパイ」(10個入り630円)が、同県内の道の駅や観光施設などで話題になっている。鳥取市はカレールーの消費量で何度も全国一になっている。カレーの街・鳥取をPRする「鳥取カレー倶楽部(くらぶ)」の一員でもある同社営業課長の吉田佳央さん(40)らが「鳥取の新名物に」と半年ほどかけて開発した。
記事全文http://www.asahi.com/food/news/OSK200706210015.html


地方からのこのようなニュースうれしいですね。

それにしてもカレールー消費量が全国一が鳥取県とは知りませんでした。

ネーミングがとてもおもしろい。

カレーと相性のよいラッキョをも入れたパイ。

あまり食べたいと思いませんが(すいません)購入してみたくなります。

和菓子に洋風のテイストを取り入れた「イチゴ大福」が大ブレークしてからは

いろんなチャレンジが話題となってます。

以前B-1グランプリで食べた「八戸せんべい汁」も名前を聞いた印象では

食べたくない思いでしたが、食べてみると結構おいしい。

B-1ぐランプリでも2位に入るほどの人気でした。

一回引いてしまうようなネーミングの商品は、食べておいしければ

リピーターが必ずつきます。

ぜひともリピーターが多くつき売れることをねがいます。

2007年6月25日月曜日

ミートポーク社の従業員

豚肉混入ミンチ:ミート社が全従業員に解雇方針を通告 ミート社は25日午前、全従業員を解雇する方針を通告した。従業員によると、社員やパートらほぼ全ての従業員が会議室に集められ、田中稔社長の三男恵人(よしひと)専務から26日午前10時に解雇通知を出す、と通告されたという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070625k0000e040053000c.html


最終的に1番の被害者は弱者である一般の従業員。

会社に言われて忠実にした仕事が「お前達が悪い」

どこの中小企業でも起こりうる問題です。

私も以前バカな経営者の会社にいた事があります。

経営者はかっこいい事を言って本業とは他の仕事をしたがります。

上場企業でしたが、頭の中は小企業。

周りが見えなくなってしまうんでしょうね。

株価を少しでもあげたい。

それでも、新規事業につまづいて本業の従業員の給料を下げる。

経費コントロールで経常利益は維持

また失敗→従業員給料を下げる→また新規事業→また失敗

つい最近も新規事業のフィットネスが不調で、こともあろうに

仕入先に「会員になりなさい」と言ったとか言わなかったとか。

遅かれ早かれミートホープのようになるか、身売りするしかないでしょうね。

話は元に戻りますが先日の記者会見の時、工場長が苦渋の表情で

偽装は「社長の指示だった」と小さな声で応えていました。

あの時工場長は、従業員の解雇を覚悟していたと思います。

偽装をしていた工場長ですが、社長よりも従業員との距離が近い。

解雇される仲間の顔がちらついたに違いありません。

悪い事は悪い事ですが、このような時こそ弱者の対策を!

公務員は悪い事をした人間だけ罰しても、役所は安泰。

民間は、会社そのものが無くなってしまいます。

2007年6月23日土曜日

レジ袋は必要?不必要?

袖ケ浦市:マイバッグ運動1週間、協力店はゼロ /千葉6月23日13時1分配信 毎日新聞
 「地球温暖化対策につながる、ごみの減量化を図ろう」と、袖ケ浦市はレジ袋を使わない買い物を普及させる「マイバッグ利用推進運動」を16日からスタートした。しかし、1週間たった22日現在、運動に協力する店はなく、減量化の柱として取り入れた割引制度も有名無実化している。
記事前文
  ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070623-00000133-mailo-l12


最近、マイバック運動の推進が、石油消費にストップをかけるとか、

温暖化防止に役立つというフレーズが聞かれます。

あたかもレジ袋そのものを生産する原料が悪のような?

しかし、本当にそうでしょうか?

私は自宅でごみを捨てるときにスーパーのレジ袋に入れて出します。

レジ袋には「この袋は○○市指定のごみ袋として使用できます」と

ご丁寧に印刷されています。

立派な市指定のゴミ袋です。

もしこのレジ袋をマイバックを使用してもらわなければ

ゴミ捨て用の袋は自分で買わなければならない。

つまり、使用する袋の総数は変わらないのではないのでしょうか。(我が家の場合)

勿論、レジ袋をそのまま丸めて捨てればもったいないのですが。

レジ袋は結構重宝していますが、1枚10円とか取れれると

支出が増える事となりますね。

必要以上に貰わない習慣さえつければ良いと思うのです。

レジ袋を作ったり、卸していた会社は大打撃でしょうね。

2007年6月22日金曜日

偽装ミンチ続報

偽装ミンチ、道警がミートホープ社を虚偽表示で捜索へ6月22日(金)21時11分配信 読売新聞
 北海道苫小牧市の食肉製造加工会社「ミートホープ」(田中稔社長)が牛肉ミンチに豚肉などを混入させていた問題で、北海道警は、同社と関係先などを不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで捜索する方針を固めた。
   記事全文  
    ↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070622-00000014-yom-soci


今回のミートホープの件はワイドショーでも取り上げられています。

農政局の一件も既に掴んでいた事実を隠蔽したり、県のせいにしたり

お役所の皆さんも自分達の責任に及んで右往左往ですね。

ミートホープの社長も、対応を誤ったばかりに大バッシング。

とうとう取締役である長男に諭され万事休す。

ミートホープの納入先が次々に明るみになり

販売停止、撤去する映像がながれています。

今回撤去したコロッケはどうなるんでしょうか?

本当に廃棄するのかな?

北海道とか牛肉とかのネーミングをはずして冷凍コロッケとして

販売するのではないでしょうか?

勿論、袋を破ったり、別のトレーなどに詰め替えるのはコストが

かかりますので、コスト<利益である事は当然ですが。

全て廃棄となるともったいないし。

正直に撤去したコロッケですと言って

セカンドハーベストジャパンなどに引き取ってもらえればいいんですけどね。

http://www.secondharvestjapan.org/

2007年6月21日木曜日

みんなわかっている?

牛ミンチ偽装 道警、ミート社関係者聴取 不正競争防止法に抵触?  北海道苫小牧市の食肉加工会社「ミートホープ」(田中稔社長)が豚肉を混ぜたひき肉を「牛ミンチ」として出荷していた問題で、北海道警が不正競争防止法に抵触する可能性があるとして、ミートホープの関係者から任意で事情聴取を行っていたことが、わかった。
          産経新聞              ↓ http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/070621/jkn070621009.htm
2日目になって、加ト吉以外のメーカーがミートホープの肉を
使っていた事が明るみになってきましたね。
学校給食にもつかわれていたとか?
業界全体では怪しい事がわかっていた筈なのに。
お役所は何かあると動きが早いですが、
通常は結構動きが鈍いというか、簡単な事しか突っ込まないというか?
以前の会社でバイヤーをやっていた時、店舗でウニの表示が間違っているから
話を聞かせてくれと本部にお役人がやって来ました。
そのとき私一人で対応したのですが、やってきた人間がなんと6人!
その中で私と会話を交わしたのはたったの2人。
あなた達の人件費はどこから出るの?と思ったことがあります。
無駄を絵に描いた光景でした。
おそらく楽な仕事を優先業務として、難しい事には手をださない。
今回も北海道の農政局は偽装をつかんでいたのではないでしょうか?
でも、供給量が大きい会社だからあまり問題にはできない。
だけど今回大きな問題になってしまった。
農林水産省本省が記者会見を開いた!「やばい!」
こんな感じじゃないでしょうかね。
社会保険庁だけでは無いと言うことですね。
あくまでも私の推測ですが・・・・・・・・・

牛肉コロッケが豚牛合挽き?

加ト吉が会見 ミート社絡みは32種、9品目自主回収2007年06月20日
 ミートホープ社の牛ミンチ偽装問題で、加ト吉(本社・香川県観音寺市)の金森哲治社長が20日、東京都内で記者会見し、「商品では問題を起こしていないというのを心の拠(よりどころ)にしてきた。大変ショックだ」と述べた。子会社の北海道加ト吉がミート社の肉を使った製品は、コロッケ32品目にのぼり、うち自社商品の9品目を自主回収することを明らかにした。

http://www.asahi.com/food/news/TKY200706200396.html


肉関連ではごまかしがあるとよく業界関連の方から聞きました。

たとえば水分を多く含ませるとか、重量そのものをごまかすとか。

今回は牛肉の中に豚肉を混ぜたとの事。

ましてや製品に絶対の自信をもっているCOOPのPBであった事が笑っちゃいます。

製造も加ト吉という冷凍食品の大手ブランド。

私はCOOPの担当者もも加ト吉の担当者も実際は知っていたと思います。

つまり、COOPは原価を加ト吉に下げさせ加ト吉はミートホープ社や

その他の仕入先に無理を言う。

仕方なく納入業者はコストダウンの方法を今回のような形で乗り切ろうとする。

暫くすると、自浄作用で内部告発があり明るみにでる。

作らせた会社は知らぬ存ぜぬ。

トカゲの尻尾を切り一件落着となるのではないでしょか。

以前仕事で、干物や練り製品と契約する際、工場を視察するのですが、

どこの工場担当者も必ず「COOP対応ですから」というのです。

COOPは商品を製造する段階でのチェックが厳しく、逆に

COOPが認定している工場と言うことがステータスとなります。

しかし今回のように厳しい管理の工場で行われていたとしても

原料搬入以前の問題ではどうにもなりませんよね。

合挽き肉コロッケでも結構うれるかも!

2007年6月17日日曜日

もったいない料理教室

【石川】金沢で「もったいない」料理教室2007年06月17日
◆おいしく地球にやさしく
ナン作りに挑戦する石垣千恵子さん(右)と孫の鈴子ちゃん=金沢市戸室新保で  地球にやさしい料理を作ろう――料理教室「もったいないクッキング」が16日、金沢市戸室新保の戸室リサイクルプラザで開かれ、親子連れなど15人が、環境に配慮した調理法を学んだ。

://www.asahi.com/food/news/TKY200706170095.html


もったいないと言う言葉も、ノーベル平和賞受賞の
ケニア人ワンガリマータイさんが世界へ広めた事で
一躍脚光を浴びました。


今回の料理教室もカレーを作ったそうですが、
ナンで拭い取る事で洗う量を減らす
「環境問題」にも焦点をあてているようですね。


実際15人程度の人の集まりが取り上げられると言う事は
結構環境問題に対する意識を啓発するにはよい題材!


一人一人の環境意識の高揚は、
未来に向かっての地球環境づくりの
根本となるでしょう。

2007年6月15日金曜日

夕張の憂鬱

<夕張>市職員に昨夏3分の1のボーナス6月15日19時48分配信 毎日新聞
 北海道夕張市で15日、財政再建団体に移行してから初となるボーナス(夏季)が支給された。財政再建計画1.12カ月分の26万534円と、昨夏のほぼ3分の1に激減した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070615-00000095-mai-soci

夕張市の職員の皆さんは、大変な状況下で仕事を続けておられます。

また、昨年の1/3というボーナス支給は家族にとって厳しいものです。


感情は感情として。


民間から言うと「え そんなに出るの?」といった感じです。

ボーナスは業績配分支給ですから、本来業績が悪ければ支給しないはずです。

財政破綻した市(会社なら倒産)なんですから。かわいそうですが0円。

私は以前の会社で、ボーナス支給日直前に「今回は無し」という目にあった事があります。

当時従業員が1300人いた企業の全員が味わった辛酸です。

勿論経営者が悪い。

夕張市は過去の市長と市議が悪い。

被害者はいつも弱い物。

でもやっぱり公務員のほうがいいのかな?

2007年6月13日水曜日

年金問題 またまた

船員保険も36万件が入力漏れ、またも社保庁ずさん管理
6月13日23時4分配信 読売新聞
 柳沢厚生労働相は13日の衆院厚生労働委員会で、1950年より前に船員保険の資格を失った人のデータ約36万件がコンピューター入力されておらず、一部が該当者不明となっていることを明らかにした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070613-00000014-yom-pol


まだまだ出てきそうですね。

社会保険庁のずさんな管理の実態。

過去の職員の全てがそうではないと思いますが、

上層部の体質を受け継いできた体質でしょう。

財務大臣が、補正を含んだ経費の捻出の話をしていました。

人員を増強して(アルバイト?)どうにか処理し、

第三者機関での設置など結構な金額がかかります。

そこでかかる経費、性格にはじき出す金額当を勘案した場合

調べる事が出来ない年金納付者には無条件で納付を認めたら

もしかしたら、無駄な人件費、経費を使わず、問題も大きくならず

問題解決になったのではないでしょうか?

民間での考えでは当然「費用<効果」なわけですから。

今ではもうおそいですけどね!

2007年6月11日月曜日

ユズで町おこし

【高知】ユズで村おこし報告 馬路で全国大交流会2007年06月11日
 「村には価値が生まれる」を合言葉に、全国各地で村おこしや町おこしに参加している人たちが一堂に集い、交流を深める「全国まちづくり大交流会」(馬路村、馬路村農協、村活性化推進協議会主催)が8、9の両日、馬路村の「ゆずの森」を中心に開かれた。全国各地で地域おこしをする約80人に加え、県内からも8団体の代表らが参加。計160人がそれぞれの活動を報告し、交流を深めた。
asahi.com 食ニュース 
   ↓
http://www.asahi.com/food/news/TKY200706110170.html

高知の馬路村は、以前馬路村出身の方から頂いた

「ごっくん 馬路村」といったゆずジュースで初めて聞いた名前でした。

そのジュースも全国のスーパーで見かけるようになった事である意味

村おこしに貢献した商品でしょう。

先般ご紹介したB-1グランプリもそうですが、全国津々浦々での町おこしは

素晴らしい成果をあげています。

さて、そこからです。

単なる町おこしだけでは客は呼べるが、過疎が進む町は救えない。

(町おこしは過疎ばかりではありませんが)

ある一つの町おこし商品だけがクローズアップされる事は

本来の目的とは違う筈です。

町おこしの成功は一過性のものではいけません。

最終的に地域住民に還元されなければ。

交流は大切な年間行事となりますね。


追伸。時節柄、交流会出席の公務員の皆さん!
宴会は自費でお願いします。

ソーラークッカー

ケニアで太陽クッキング普及へ2007年06月10日
 岐阜県多治見市の工業デザイナー大村知弘さん(39)が、持ち運びや組み立てが簡単な太陽光調理器「ソーラークッカー」を開発し、ケニアでの普及に力を注いでいる。アフリカの農村部では、調理にまきが使われ、森林が減っている。首都圏の環境NGO関係者らと、普及のための組織をつくり、現地のNGOの協力で実証試験も始まった。
以下は同記事が掲載されているasahi.com 食ニュース
↓          ↓
http://www.asahi.com/food/news/NGY200706060004.html

先進国の人間が、途上国に対して

「地球温暖化を防ぐ為、焼畑農業はやめろ」

「燃料には薪を使うな」

などと言うのは傲慢きわまりません。

さんざ化石燃料を使い温暖化を促進させた人間が(私達日本人も含みます)

ところが、今回のNGOの活躍はとても合理的です。

自然の恵み「太陽光」を使った道具で温暖化防止の行動をしているのですから!

すでに同様の商品も発売されている事も知りませんでした。

着実に、市民レベルでの普及は進んでいるんですね。

大村さんたちNGOの活躍には脱帽です。

是非とも全世界で、自然と向き合った生活を行っている方への

普及に力を注いでいただきたいと思います。

食事をする事は生きる事そのものですから。


SCJはソーラークッカー普及支援の寄付を募っています。寄付は恵比寿駅ビル内郵便局の「ソーラー
クッカージャパン」の口座(番号00100―9―299061)へ。問い合わせは大村さんが社長を務める
会社「チラン」(0572・22・3336)へ。

2007年6月10日日曜日

トラフグ豊漁

【長崎】今春のトラフグ豊漁2007年06月09日
 ◇95年以降最高
 有明海の今春のトラフグの水揚げ量と水揚げ高が、95年以降で最高だったことが県の調査でわかった。04年度から県が放流している稚魚が成長し、産卵のために回帰し始めたためとみられる。県は、有明海でトラフグを捕獲している福岡県や佐賀県にも放流への協力を求めていく考えだ。
 調査には、南島原市沖を漁場とする5漁協が協力。今年3~5月の水揚げ高と水揚げ量を調べた。


とらふぐと言えばやっぱり白子!

あの濃厚な味わいと食感がたまりません。

てっさは薄いものより厚みのあるほうが好きです。

市場には「ミガキ」といって内臓処理されたものが販売していました。

勿論ふぐ用の軽い包丁はないので、蛸引きで引くのですが、

ふぐの専門家ではない私のかっとは通常の白身のそぎ造りくらいの感覚!

皿が透けて見えるようにはいきません。


県の放流も毎年行われ、関係者の方々の努力には敬意を表します。

長崎県総合水産試験場
    ↓
http://www.marinelabo.nagasaki.nagasaki.jp/

ところで、今回の水揚げは放流だけが原因ではないかもしれません。

海水温度や海流の関係で不漁続きの魚類。

今年は豊漁の予測のシラスウナギは不漁の為、うなぎ全体が相場上昇!

ましてや中国の消費拡大で輸入うなぎにも大打撃。

シラス(片口鰯の稚魚)も不漁の為、相場は高値安定。

たまにとれる日持ちしないシラスがかろうじて安い程度。

海がどうかしていると思うと、今回のトラフグ豊漁のニュースも手放しでは喜べません。

温暖化の影響かもしれませんね。

2007年6月8日金曜日

牛肉の安全性

米国産牛肉、センマイ混入は二重ラベルが原因2007年06月08日
 農林水産・厚生労働の両省は8日、米カーギル社のフォートモーガン工場(コロラド州)から日本に輸出された米国産牛レバー2899箱の中に内臓(センマイ)1箱が交じっていた問題で、米政府が6日付で調査報告書を提出したと発表した。レバーとセンマイのラベルが二重に張られた箱をセンマイの包みに使ったため、レバー出荷時に誤って混入したとしている。
 米国産牛肉は「月齢20カ月以下の牛のもの」に限られている。誤って出荷されたセンマイの月齢は確認できなかったが、米政府は「20カ月以下の可能性が極めて高い」としている。この工場は出荷手続きの改善措置をすでにとっているという。

このような問題は今日残の一角と思います。

おそらく、表面化していない問題の「ガス抜き」

ではないでしょうか?

アメリカ牛はオージーに比べ好きです。

しかし内蔵物を食べるならやっぱり国産でしょう。

専門店で出してもらえる新鮮なレバーの味はたまりません。

アメリカ牛を悪者とした数ヶ月前と違い今では徐々に

市民権を回復しつつあります。

やはり選択の自由が必要と思います。

経営者の考え、世論を恐れたバイヤーの考えより、

お客様への提案が第一!

その後に取捨選択すれば言いと思うのですが?

ところですーばーなどのラベルに印字してある

「個体識別番号」ご存知ですか。 
     ↓
http://www.nlbc.go.jp/

いわゆるトレーサビリティーです。(業界用語でトレース)

多くの店舗で導入されています。

この番号で生産履歴がわかるというものですが

本当に大丈夫なのかな?

番号をパソコン等で確かめれば生産者の顔や餌の状況が

わかるのは当たり前ですが

店頭までの流通で間違い(故意、過失は別にして)

がある可能性は大きいと思います。

特に、スーパーのバックルームでのラベルの付け違いや

牛の部位その物を違う産地と取り違えるとか!

こんなのは販売する側のマスターベーションだと思います。

買うときは自分の目でおいしそうな肉を

蛍光灯からはずして確認しましょう。

(今の蛍光灯は赤がよく見えすぎてしまいます)

2007年6月7日木曜日

島根 どんちっち鯵

【島根】どんちっちあじ ブランド
2007年06月07日
☆東京・築地で評価あがる/リポートしまね☆
 浜田漁港に水揚げされるマアジ、「どんちっちあじ」が旬を迎えている。水産関係者が、ブランド化に取り組んで6年目。厳格な基準をクリアしたブランド魚として、各地の市場の評価は上がっている。(西江拓矢)
★☆脂質量10%以上の表示☆★
 5月24日、午前6時過ぎ。浜田市水産物ブランド化戦略会議の専門部会長、渡辺祐二さん(51)と、東京・築地市場を歩いた。
 この日は、各港でアジが大漁。長崎産、三重産、鳥取産などと並び、浜田から運ばれてきた「どんちっちあじ」が、発泡スチロールの箱に入って山積みされていた。
 「浜田だけ値段が下がらないよ」。卸会社の社員が、渡辺さんを見つけて、あわただしく声をかけた。大量入荷で、全体的に値崩れするなか、どんちっちは、5キロで2000円前後と、築地にも近い千葉県・銚子港に揚がったアジの2~3倍の値段がついた。
 卸会社の社員は「関東はトロでも何でも、脂志向が強い。どんちっちには、ちゃんと(脂質含有量)10%以上の表示があるので、はずれがなくて安心だ」。ほかの卸会社の担当者に聞いても、「どんちっちの物はいい」と、口をそろえた。
 築地を経て、関東のスーパーやすし屋などに並ぶという。
   ■   ■  
 「どんちっちあじ」には、厳格な基準が定められている。まず、浜田の巻き網漁船(3船団)が浜田沖でとった魚に限る。期間は最も脂がのる4月から8月で、水揚げされて、専用の機器を使って脂質含有量を検査。サイズが50グラム以上で、平均が10%を超えたものだけが、どんちっちとなり、東京を始め、大阪、名古屋、静岡、広島などへ運ばれていく。
 「関アジ」(大分)をはじめ、「瀬付きあじ」(山口)、「旬(とき)あじ」(長崎)、「天領アジ」(熊本)などブランド名のついたアジは多い。そのなかで、どんちっちは脂質含有量の数値化という、ほかにはない特徴でライバルに立ち向かっている。
 「大成功じゃないの。スーパーでも、浜田を前面に出して売っているよ」。築地で海産物問屋を営み、島根の魚のブランド化に協力している伊藤淳一さんも太鼓判を押す。イメージアップの効果で、浜田漁港でのアジの平均魚価も上昇傾向にある。
   ■   ■   
 どんちっちのブランド力は高まっているが一方で課題がないわけではない。その一つが安定供給だ。
 浜田漁港には、地元巻き網船以外にも県外の大型船がアジを水揚げする。地元船と同じ漁場でとれば、10%を超えることも多い。このほか、地元の定置網などでもアジはとれる。
 同じ浜田から築地へ送られても、一方はどんちっち、片や単なる浜田産。築地の卸会社の担当者からも「供給のバランスがよくない。お客さんにも『何が違うのか』と言われる」との声が聞かれた。
 「厳格な基準を守ったからこそブランドとして受け入れられた。しかし、安定供給を求める買い手の側の気持ちもよくわかる。一つ山を越えてもまた山です」と渡辺さんは話した。


数年前からテレビで見かけます。

名前もインパクトありますよね。

鯵にも多くの種類があり、天然真あじの脂物はとてもおいしいです。

町おこし等でも食が1番に取り上げられます。

B-1グランプリで優勝した富士宮やきそばここ6年間での経済効果は220億円だとか?

他の地域の町おこしも追随しています。

ところが、漁港が主体の町おこしは大変です。

なにせ天然物を扱い、安定供給もままならない。

温暖化の影響で、漁獲量も減少しています。

相場を維持するのがブランドではなく、供給量だけで決まってしまうのでは

せっかくのブランド化も台無しです。

どんちっち鯵が今後もブランド鯵として日本全国に知れ渡るといいですね。

ちなみに、私がたべた一番の鯵は駿河湾由比の根付きあじ「倉沢あじ」です。

由比漁協のホームページ
       ↓       
http://www.jf-net.ne.jp/soyuikougyokyo/gyogyo.html

由比の定置網でしか上がらない幻のあじで、最近では激減しています。

その中でも島鯵以上の大きさになる倉沢鯵が年に1~2匹あがるそうです。

昨年は近くのすし屋さんで握りと刺身にされたそうですが、今度上がったら電話くれと

全国から数十人以上の予約が入っているとか?

上には上があるもんですね!

2007年6月6日水曜日

紀州高級梅

:“紀香”梅干しが大人気 和歌山
女優の藤原紀香さんとタレントの陣内智則さんの結婚披露宴の引き出物になった和歌山県産の梅干し「紀州五代梅・心」が大人気だ。
みなべ町の東農園(0739・74・2487)が8個3150円で販売する高級品。披露宴後5日で通常の5倍の1000件の注文があった。
紀香さんの名は同県出身の両親が「紀ノ川の香り」から付けたことから2人のために化粧箱を特製。関係者は「新婚の酸いも甘いも味わって」。【山中尚登】
毎日新聞 2007年6月5日 22時33分

何かにつけ話題となると殺到してしまう日本人。

かく言う私もその一人ですが(笑)

8個3150円は一般的に考えれば高いでしょうが、生産の仕方、塩の加減、種類、手間など、

全ての要素を考えると「安いかもしれません」

梅干はあまり食べるほうではありませんが、この梅干は食べて見たいと思います。

食べるものはいいですよね。

少し高いものでも手が届きますから。

高級外車とか高級ブランド品は「絶対無理」でも食品関係なら「何とか」なります。

うちのエンゲル係数は下がりそうもありません。

2007年6月4日月曜日

佑ちゃんはすごい

「佑ちゃん」の笑顔に祝福、早大が優勝パレード
 「佑ちゃん、よくやった」。昨夏の甲子園のヒーロー斎藤佑樹投手が4勝を挙げ、空前の盛り上がりを見せた東京六大学野球春季リーグを制した早稲田大が4日、東京都内を優勝パレード、沿道から祝福の声が飛んだ。
 パレードは夕暮れの神宮外苑を学生ら約1000人で出発、肩を組み、校歌を歌うなどしながら同大西早稲田キャンパスまで練り歩いた。野球部員がパレード終盤に合流し、斎藤投手が笑顔を見せると、歓声とともに大きな拍手がわき起こった。


早稲田の斉藤君は本物ですね。

マウンドでの風格も去ることながら、インタビュー等での受け答えは立派です。

18歳の少年とはおもえません。

東京6大学はもちろん、野球界の救世主です。

甲子園の時、確かに負けなかったけどさほど安心感がある投手とはおもえませんでした。

しかし、優勝決定日のマウンド上の斉藤君はものすごく大きく見えました。

まだまだ成長すると思いますが、是非大事に育ててもらいたいものです。

それにしても、大学の運動部もかわりました。

一年生が胴上げされるとは?

私の学生時代はありえない運動部の姿です。

おそらく先輩達も自分達の実力以上の活躍は観客のおかげ。

すなわち斉藤君のおかげであると素直に認めているからでしょう。

斉藤君は勿論ですが、先輩達や指導者にも拍手をおくります。


ところでちょうちん行列どうにかなりません?

斉藤君とは関係なく、早稲田が優勝すれば(慶応も)行列をする事が伝統となっています。

6つの大学でのリーグ戦で優勝するたび行列をされては迷惑のような気がします。

全面通行止めでは無いにしろ、月曜日は忙しい日です。

帰宅や帰社が遅くなる人は結構いますよね。

何日の何時から1時間とか確実に周りの方々に周知した上でのパレードの方がいいんじゃないかな?

よく事故や災害があると経済的損失は○○億などと試算されますよね。

ちょうちん行列はどれくらいあるんでしょうか?

2007年6月3日日曜日

B-1グランプリ

富士宮やきそばが連覇 B-1グランプリ 
2007/06/03
 ご当地グルメ日本一の座を競う「第2回B-1グランプリ」は3日、2日間の来場者による投票の結果、前回に続き富士宮やきそばが優勝に輝いた。 準優勝は青森県八戸市の八戸せんべい汁。初参戦となった静岡おでん(静岡市)が3位、すその水ギョーザ(裾野市)は4位、浜松餃子(浜松市)は6位、たまごふわふわ(袋井市)は7位と、静岡県勢はいずれもベスト10入りを果たし、健闘した。 「B-1グランプリ」は2、3日の2日間にわたって富士宮市富士山本宮浅間大社で開催され、全国から地域自慢の味21品が参加した。多くの来場者が各料理の前に長い列を作り、ご当地グルメの人気ぶりをうかがわせた。 投票は、食べ終わった割りばしを気に入った料理の箱に入れる方法で行われた。次回開催地は福岡県久留米市(久留米やきとり)に決まった。


私も行って来ました。

町全体でB1グランプリを盛り上げているようです。

新聞紙上の予想では2日間で10万~12万人。

そんな来るのか?と思い、それでも初日の10時前に

出かけたのですが、会場は開始時間前に長蛇の列。

信じられない光景を目の当たりにしました。

グランプリ会場以外にも焼きそばやおでん、地元名産品などが

販売されていましたので、そちらをぶらぶらしながら

結局「八戸せんべい汁」を1ぱい買えただけです。

ネーミングで若干引き気味だったのですが、

出汁がしみこんで結構おいしく頂きました。


八戸市のホームページに掲載されている説明
          
http://www.city.hachinohe.aomori.jp/kanko/foods/senbei/senbei.html


今回の来場者数は予想の2倍、約25万人だったそうです。

富士宮は焼きそばに関する町おこしで成功しています。

今後各自治体やNPO法人が主体となり、様々な地域の発展に繋がるといいですね。

次回開催の久留米にも行こうかな?

2007年6月2日土曜日

不埒な悪行

受刑者から30万円、大阪刑務所の刑務官を収賄で逮捕
6月2日1時53分配信 読売新聞
 大阪刑務所(堺市)の刑務官が5月、受刑者に処遇面で便宜を図る見返りに現金30万円を受け取ったとして、大阪地検刑事部は1日、同刑務所看守の木幡(きはた)義美容疑者(32)を収賄容疑で、受刑者の中島寛仁容疑者(32)を贈賄容疑で逮捕した。 地検は近く、同刑務所などの捜索に乗り出すとともに、共犯とみられる受刑者の知人男性の所在確認を急いでいる。調べによると、木幡容疑者は5月12日、有利な処遇を受けたいと渡されることを知りながら、大阪市内で、中島容疑者から知人を通じてわいろを受け取った疑い。木幡容疑者は容疑を認めている。 法務省に他の受刑者から木幡容疑者の不正を知らせる手紙が届き、大阪矯正管区(大阪市)が事情聴取したところ、わいろを受け取ったことを認めたため、同地検に告発していた。

これもまた氷山の一角でしょう。

江戸時代、伝馬町の牢獄で賄賂を

袖の下に入れて待遇よくさせる

シーンを思い浮かべます。

やくざの親分の待遇をよくしなければ

「家族がどうなるかわかってんのか?」

といった犯行とは違うようです。

明らかに「金目当て」でしょう。

不正を知らせる手紙が隠蔽されなかったから

良かったものの、刑務所組織ぐるみなら

受刑者の手紙は闇に葬られたことでしょう。

そういえば社会保険庁の5000万件の浮いた年金。

これも闇に葬られそうだったんですよね。

受刑者の30万くらい社会保険庁全体の

「犯罪行為」に比べれば軽い軽い!

勿論末端の社会保険事務所の方や、

真面目な社保庁の職員は大変な仕事を

受け持つ事となり大変な作業だと思います。

悪いのは一部の上層部の官僚ですから。(過去も含め)

我々に対応してくれる方は被害者かもしれませんね。