2007年6月25日月曜日

ミートポーク社の従業員

豚肉混入ミンチ:ミート社が全従業員に解雇方針を通告 ミート社は25日午前、全従業員を解雇する方針を通告した。従業員によると、社員やパートらほぼ全ての従業員が会議室に集められ、田中稔社長の三男恵人(よしひと)専務から26日午前10時に解雇通知を出す、と通告されたという。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070625k0000e040053000c.html


最終的に1番の被害者は弱者である一般の従業員。

会社に言われて忠実にした仕事が「お前達が悪い」

どこの中小企業でも起こりうる問題です。

私も以前バカな経営者の会社にいた事があります。

経営者はかっこいい事を言って本業とは他の仕事をしたがります。

上場企業でしたが、頭の中は小企業。

周りが見えなくなってしまうんでしょうね。

株価を少しでもあげたい。

それでも、新規事業につまづいて本業の従業員の給料を下げる。

経費コントロールで経常利益は維持

また失敗→従業員給料を下げる→また新規事業→また失敗

つい最近も新規事業のフィットネスが不調で、こともあろうに

仕入先に「会員になりなさい」と言ったとか言わなかったとか。

遅かれ早かれミートホープのようになるか、身売りするしかないでしょうね。

話は元に戻りますが先日の記者会見の時、工場長が苦渋の表情で

偽装は「社長の指示だった」と小さな声で応えていました。

あの時工場長は、従業員の解雇を覚悟していたと思います。

偽装をしていた工場長ですが、社長よりも従業員との距離が近い。

解雇される仲間の顔がちらついたに違いありません。

悪い事は悪い事ですが、このような時こそ弱者の対策を!

公務員は悪い事をした人間だけ罰しても、役所は安泰。

民間は、会社そのものが無くなってしまいます。

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