【長崎】今春のトラフグ豊漁2007年06月09日
◇95年以降最高
有明海の今春のトラフグの水揚げ量と水揚げ高が、95年以降で最高だったことが県の調査でわかった。04年度から県が放流している稚魚が成長し、産卵のために回帰し始めたためとみられる。県は、有明海でトラフグを捕獲している福岡県や佐賀県にも放流への協力を求めていく考えだ。
調査には、南島原市沖を漁場とする5漁協が協力。今年3~5月の水揚げ高と水揚げ量を調べた。
とらふぐと言えばやっぱり白子!
あの濃厚な味わいと食感がたまりません。
てっさは薄いものより厚みのあるほうが好きです。
市場には「ミガキ」といって内臓処理されたものが販売していました。
勿論ふぐ用の軽い包丁はないので、蛸引きで引くのですが、
ふぐの専門家ではない私のかっとは通常の白身のそぎ造りくらいの感覚!
皿が透けて見えるようにはいきません。
県の放流も毎年行われ、関係者の方々の努力には敬意を表します。
長崎県総合水産試験場
↓
http://www.marinelabo.nagasaki.nagasaki.jp/
ところで、今回の水揚げは放流だけが原因ではないかもしれません。
海水温度や海流の関係で不漁続きの魚類。
今年は豊漁の予測のシラスウナギは不漁の為、うなぎ全体が相場上昇!
ましてや中国の消費拡大で輸入うなぎにも大打撃。
シラス(片口鰯の稚魚)も不漁の為、相場は高値安定。
たまにとれる日持ちしないシラスがかろうじて安い程度。
海がどうかしていると思うと、今回のトラフグ豊漁のニュースも手放しでは喜べません。
温暖化の影響かもしれませんね。
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