2007年6月2日土曜日

不埒な悪行

受刑者から30万円、大阪刑務所の刑務官を収賄で逮捕
6月2日1時53分配信 読売新聞
 大阪刑務所(堺市)の刑務官が5月、受刑者に処遇面で便宜を図る見返りに現金30万円を受け取ったとして、大阪地検刑事部は1日、同刑務所看守の木幡(きはた)義美容疑者(32)を収賄容疑で、受刑者の中島寛仁容疑者(32)を贈賄容疑で逮捕した。 地検は近く、同刑務所などの捜索に乗り出すとともに、共犯とみられる受刑者の知人男性の所在確認を急いでいる。調べによると、木幡容疑者は5月12日、有利な処遇を受けたいと渡されることを知りながら、大阪市内で、中島容疑者から知人を通じてわいろを受け取った疑い。木幡容疑者は容疑を認めている。 法務省に他の受刑者から木幡容疑者の不正を知らせる手紙が届き、大阪矯正管区(大阪市)が事情聴取したところ、わいろを受け取ったことを認めたため、同地検に告発していた。

これもまた氷山の一角でしょう。

江戸時代、伝馬町の牢獄で賄賂を

袖の下に入れて待遇よくさせる

シーンを思い浮かべます。

やくざの親分の待遇をよくしなければ

「家族がどうなるかわかってんのか?」

といった犯行とは違うようです。

明らかに「金目当て」でしょう。

不正を知らせる手紙が隠蔽されなかったから

良かったものの、刑務所組織ぐるみなら

受刑者の手紙は闇に葬られたことでしょう。

そういえば社会保険庁の5000万件の浮いた年金。

これも闇に葬られそうだったんですよね。

受刑者の30万くらい社会保険庁全体の

「犯罪行為」に比べれば軽い軽い!

勿論末端の社会保険事務所の方や、

真面目な社保庁の職員は大変な仕事を

受け持つ事となり大変な作業だと思います。

悪いのは一部の上層部の官僚ですから。(過去も含め)

我々に対応してくれる方は被害者かもしれませんね。

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